ポール・キャラック/Paul Carrack -黄金の声を持つ男
ポール・キャラック/Paul Carrackのニューアルバムが今月リリースされました。
こちらからまず1曲。
アルバム全体としてのびのび気持ちよさそうに歌うポールが印象的です。
さて、ポール・キャラックといえば”How Long"のAceでの活動からが知られていますよね。
次の映像をご覧ください。
Warm Dust - Indian Rope Man / Worm Dance - Live, 1970 (Remastered)
このライブ映像でロングヘアを振り乱して激しくキーボードを弾いているのがポールです。
このWarm Dustというバンドは英国のサイケデリックでブルージーなブラスロックバンドでした。
同じくらいの時期にあのジョン・ウェットン/John Wettonが所属していたモーガル・スラッシュ/Mogul Thrashなども活動していたので、1970年くらいの英国のジャズ・ブラスロックシーンはなかなか熱く面白かったようです。
Warm Dustも演奏力があり、いいバンドですよね。
このあたりについては、折を見て取り上げたいです。
Warm Dustは1973年に解散します。
ポールはそれ以前の1972年にWarm DustのベーシストTex ComerとAceに参加。
パブロックシーンを代表するバンドになります。
この曲はポールが作り、ボーカルも担当しました。
ボーカリストとしてのスタートがこの曲だったのですね。
その後、スクィーズ/Squeezeやマイク&ザ・メカニックス/Mike And The Mechanicsなどに参加し、数多くの名曲を生み出しています。
キーボードプレーヤーとしても一流ですが、何といっても素晴らしいのが歌唱力です。
次にご紹介するのが1994年に再結成したイーグルス/Eaglesのアルバム Hell Freezes Over からの2回目のシングルカット曲、Love Will Keep Us Alive
Love Will Keep Us Aliveはジム・キャパルディ、ポール・キャラック、ピーター・ヴェイル作。
イーグルスでのボーカルはティモシー・シュミット/Timothy Schmit
Love Will Keep Us Alive - Eagles - Lyrics/บรรยายไทย
この曲をポールが1996年のソロアルバムでセルフカバー。
このバージョンが本当に素晴らしいのです!
Love will keep us alive - Paul Carrack
彼がオンリーワンの歌唱力を持つボーカリストだとわかりますね。
ポールは2014年にエリック・クラプトンの来日のときのツアーメンバーでキーボードを弾いてました。
でも、そんなのではなく単独で小さめの会場でじっくり彼の歌声を楽しみたい人は多いはず。
アルバムも出たことですし、そろそろ来日していただけないものでしょうか。
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