【コーヒーブレイク】ポール・マッカートニー/Paul McCartney at 両国国技館 について思うこと
このブログではあまりメジャーどころは扱わないつもりですが、今日はコーヒーブレイクというカテゴリーで音楽に関連して私が感じていることを書きたいと思います。
9月にリリースしたニューアルバムを引っ提げて10月から11月にかけてジャパンツアーを行う ポール・マッカートニー/Paul McCartney
ポールは御年76歳だそうですが、アルバムは年齢を感じさせないポールのソングライターとしての非凡さが表れた作品だと思います。
この曲なんて、最高です。
ボブ・ディランはもう曲は書けないと言っているそうですが、ポールは天性の曲作りの人なんでしょうね。
しかも、このアルバム「エジプト・ステーション」はビルボードのアルバムチャートで首位になるなど、セールスも好調です。
なので、今、ツアーに出れば相当な観客動員も期待できるんだろうなと思います。
ジャパンツアーでは、先日、両国国技館での追加公演も発表されました。
追加公演はいいと思いますよ。
だけど、チケット代38,500円はどうなんでしょう。
昨今、国内国外問わず、コンサートチケットの値段が高騰しています。
その中で、ポールほどのビッグネームともなれば、この値段もやむなしなのでしょうか。
もちろん、東京ドームはもっと安いチケット代なので、そちらに行けばいいのかもしれませんが、それでも最安のB席が14,500円です。
これだと、高校生とかはなかなか手が出ないですよね。
ポールのファンの年齢層はもっと高いでしょうけど、せっかくレジェンドが来るのだから若い人も生で楽しめたらいいのにと思います。
というか、音楽好きで日常的にライブに行く社会人も躊躇するくらいの金額ですよね。
ライブチケットの高騰にはいろいろな事情があるようです。
例えば、ポールはいくらアルバムセールスが好調といっても、昔に比べるとCDが売れる絶対量が少なくなっている。
なので、ポールのように観客動員に自信のあるアーティストはライブが稼ぎ場になるんですね。
特にそこまでビッグだとポール自身が商品であることを超えて産業になってしまうんでしょう。
そうなると、携わる人の生活がかかってきますから、生きている限りは稼がなくてはならないんですね。
チケット代も高すぎて売れなくなるリミットまでは上げるたいわけです。
それに円安やライブ会場が減ってきているなどの事情も絡んできています。
でも、このまま何の努力もしないで高いチケットを売り続けていたら、音楽産業は衰退してしまうのではないでしょうかね。
せめて可能な会場ではエリアごとの料金設定をしてほしいものです。
今は分かれているようで、ほとんどがS席ですからね。
これはプロモーターさんに改善してほしいものです。
私ももう少し時間に余裕ができたら、ライブざんまいの生活がしたいと思っているので、チケット代の問題は改善されるといいなと切に思います。
エジプト・ステーション(初回生産限定盤)(特殊ソフトパック仕様)
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ウィーザー/Weezer、TOTOの「アフリカ」のカバーのMVにあの人が!
今年の5月にTOTO の "Africa" をカバーした ウィーザー/Weezer
先日、MVが公開されました。
私は、カバー自体はすでに聴いていたので、MVは流して観ていたのですが、途中から何かヘン・・・。
クオモがクネクネしてる・・・ん、アル・ヤンコビック/Al Yankovic じゃん!!
というわけで、最後のほうはほとんど壊れていました。
Weezer - Africa (starring Weird Al Yankovic)
■ アルのパロディの元ネタはこちら
Weezer - Undone -- The Sweater Song
■ 映画「Spell」のサウンドトラックに提供した新曲
Weezer - California Snow (from the motion picture SPELL)
■ シカゴでの音楽フェスで Blink182 のカバー
Weezer "All The Small Things" (Blink 182 Cover - Riot Fest 2018)
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秋風に吹かれて聴きたいT.Rex
私、うりぼうにとってT.Rexは特別なバンドで、マーク・ボラン/Marc Bolanは特別なアーティストです。
数々の有名曲は 他にお任せして、ここでは秋にしみじみと聴きたい曲を集めました。
Cat Black(The Wizard's Hat)
ティラノサウルス・レックス/Tyrannosaurus Rex の アルバム Unicornより。
ピアノはトニー・ヴィスコンティ。
エレクトリックな楽器を使わず、幻想と空想の世界が見事に表現された素晴らしい曲。
T.Rex はマークひとりで作られていたけれど、ティラノサウルス・レックスは真のヒッピーだった スティーヴ・トゥック/Steve Took の影響もあったのだと思います。
Marc Bolan & T. Rex - Cat Black (The Wizard's Hat)
Diamond Meadows
バンド名がT.Rexに変わり、マークの相方もスティーヴ・トゥック/Steve Tookからミッキー・フィン/Mickey Finnに代わった最初のアルバム T.Rexから。
ティラノサウルス・レックス/Tyrannosaurus Rex 時代のサイケデリックなサウンドとこの後のグラムロックへの過渡期と思われる。
短くも余韻の残る美しい曲。
アルバム「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」からのシングル・カット。
このアルバムだけMarc Bolan And T.Rex 名義になっていました。
人気絶頂から凋落期に入り、当時のグラムロッカーの多くがソウルミュージックを取り入れたように、マークもグロリア・ジョーンズとの出会いなどもあり、そうした変化が見られた時でした。
ティーンエイジャーのキラキラしたかけがえのない大切なものを思い出させてくれるようなバラードの名曲です。
Teenage Dream - Marc Bolan & T. Rex
Dandy In The Underworld
マークが亡くなる約半年前にリリースされた最後のアルバムのタイトル曲。
邦題「地下世界のダンディ」。文字通り、マーク自身のことを歌った曲。
今聴いても鳥肌が立つほど素晴らしいロック史に残る名曲です。
もしかしてこの曲はマークの命と引き換えだったのかしらと考えてしまうこともあります。
亡くなる前のマークはバンドメンバーを一新し、冠番組も持って復活の兆しを見せていたのですが。
時代的にもニューウェーブ夜明け前。生きていたら存分に活躍していただろうと思います。
Marc Bolan \ Dandy In The Underworld
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秋に聴きたいイマドキの曲
お彼岸も過ぎ、秋らしくなってきました。
秋になるとしっとりした曲が聴きたくなりますよね。
今日は、2000年以降の曲でメジャーどころでないお勧め曲を美しいMVでご案内します。ご案内します。
Beirut - Elephant Gun
サンタフェ出身、ザック・コンドン/Zach Condon率いるベイルート。
アメリカのインディーフォークとワールドミュージックが結びついた魅力あふれる音楽です。
ファーストアルバムからのMVです。
本当にアメリカのバンドなの?と思うようなヨーロピアンな映像に惹きつけられます。
Beirut - Elephant Gun (Official Video)
Fleet Foxes - Grown Ocean
シアトル出身、地元のSub Popレーベルから2009年にデビューしたフリート・フォクシーズ。
デビュー当初から大型新人として注目されていました。
主にアメリカのルーツミュージックを時代を超えて継承しているサウンドは力強くとても美しいものです。
Fleet Foxes - Grown Ocean [OFFICIAL VIDEO]
Trembling Bells - Wide Majestic Aire
最後は英国のバンド。
グラスゴー出身のフォークバンド、トレンブリング・ベルズ。
フェアポート・コンベンションにも比肩されるトラッドで個性的なサウンドが光ります。
中心メンバーのドラマー、Alex NeilsonはフリージャズのDeath Shantiesというバンドでも活動している凄腕です。
今までリリースされたアルバムジャケットのアートワークもとても美しいです。
Trembling Bells - Wide Majestic Aire (Official Video)
いい音楽とステキな映像があれば日々の暮らしが楽しく豊かになりますね。
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ポール・キャラック/Paul Carrack -黄金の声を持つ男
ポール・キャラック/Paul Carrackのニューアルバムが今月リリースされました。
こちらからまず1曲。
アルバム全体としてのびのび気持ちよさそうに歌うポールが印象的です。
さて、ポール・キャラックといえば”How Long"のAceでの活動からが知られていますよね。
次の映像をご覧ください。
Warm Dust - Indian Rope Man / Worm Dance - Live, 1970 (Remastered)
このライブ映像でロングヘアを振り乱して激しくキーボードを弾いているのがポールです。
このWarm Dustというバンドは英国のサイケデリックでブルージーなブラスロックバンドでした。
同じくらいの時期にあのジョン・ウェットン/John Wettonが所属していたモーガル・スラッシュ/Mogul Thrashなども活動していたので、1970年くらいの英国のジャズ・ブラスロックシーンはなかなか熱く面白かったようです。
Warm Dustも演奏力があり、いいバンドですよね。
このあたりについては、折を見て取り上げたいです。
Warm Dustは1973年に解散します。
ポールはそれ以前の1972年にWarm DustのベーシストTex ComerとAceに参加。
パブロックシーンを代表するバンドになります。
この曲はポールが作り、ボーカルも担当しました。
ボーカリストとしてのスタートがこの曲だったのですね。
その後、スクィーズ/Squeezeやマイク&ザ・メカニックス/Mike And The Mechanicsなどに参加し、数多くの名曲を生み出しています。
キーボードプレーヤーとしても一流ですが、何といっても素晴らしいのが歌唱力です。
次にご紹介するのが1994年に再結成したイーグルス/Eaglesのアルバム Hell Freezes Over からの2回目のシングルカット曲、Love Will Keep Us Alive
Love Will Keep Us Aliveはジム・キャパルディ、ポール・キャラック、ピーター・ヴェイル作。
イーグルスでのボーカルはティモシー・シュミット/Timothy Schmit
Love Will Keep Us Alive - Eagles - Lyrics/บรรยายไทย
この曲をポールが1996年のソロアルバムでセルフカバー。
このバージョンが本当に素晴らしいのです!
Love will keep us alive - Paul Carrack
彼がオンリーワンの歌唱力を持つボーカリストだとわかりますね。
ポールは2014年にエリック・クラプトンの来日のときのツアーメンバーでキーボードを弾いてました。
でも、そんなのではなく単独で小さめの会場でじっくり彼の歌声を楽しみたい人は多いはず。
アルバムも出たことですし、そろそろ来日していただけないものでしょうか。
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ビリー・スクワイア/Billy Squierとヒップホップ
ビリー・スクワイア/Billy Squierは父親がコンヴァース社の社長ということで有名ですね。
そのせいか、やっかみ半分でいつもいいギター弾いているのでやっぱり音が違うねなんて言われてましたね。
そんな彼ですが、プロのミュージシャンになれば生まれや育ちは関係ありませんから、パイパー/Piperというバンドでデビューしたときは残念ながら成功できませんでした。
その後、ソロデビューを果たし、1981年のアルバムDon't Say Noがヒットします。
そのアルバムからのヒット曲、The Strokeの2008年のRingo Starr オールスターバンドでのパフォーマンスをどうぞ。
Ringo Starr - Live at the Greek Theatre - 16. The Stroke (Billy Squier)
若いころからカッコよかったですが、年齢を重ねてもステキですね!
ところで、彼の曲はヒップホップの創成期からサンプリングネタとして大人気だったんですね。
特に有名な曲がこちら。
そして、この曲のサンプル使用曲です。
Alicia Keys - Girl On Fire (Live on Letterman)
どうやらハードロック系よりヒップホップDJからの評価が高い ようです。
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Everyday I Write The Book
ガンの手術を公表したエルヴィス ・コステロ/Elvis Costelloの1983年のアルバムPunch The Clockからのシングルカットナンバーです。
MVはチャールズ皇太子とダイアナ妃のそっくりさんが出演しています。
当時のコステロはあまりMVには関心がなかったのでしょうか。
とてもステキな曲で当時、よく聴いたのですが、コステロ本人の評価はあまり高くなかったようですね。
Elvis Costello & The Attractions - Everyday I Write The Book
◆ロン・セクスミス/Ron Sexsmithとのデュエット
Ron Sexsmith & Elvis Costello Everyday I Write the Book
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